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用語集
庇
庇
「覆い隠す」小さな屋根
庇(ひさし)とは、窓や出入り口などの上に取り付けられる小さな屋根のことです。庇や軒(のき)は、大きく見れば屋根の一種ですが、場所によって呼び名が変わります。
屋根:建物の上部に設けられる覆いのこと。建物構造の一部でもある
軒:屋根の端、外壁から飛び出した部分
庇:屋根から独立して窓や出入り口の上部に取り付けられる
サイズ的には庇が最も小さいと言えますが、その役割は多彩です。
まず、庇は日光が部屋に入るのを防ぎます。特に夏の真上から降り注ぐ日差しに対して効果があり、窓際の家具の劣化や色褪せなどを防ぐことができます。
次に、雨除けとしての役割があります。雨の日に扉の前で傘を畳んだりしていると濡れてしまいますが、庇があれば雨を防いでくれます。雨が降っている時に窓を開けても、庇があれば雨が浸入しづらくなります。
さらに、庇は外壁の汚れも防ぎます。サッシの端から黒い線状の汚れが下に伸びていることがあります。その正体は上部に溜まった砂ぼこりなどが雨で流れ、サッシの端から伝い落ちることでできたものです。サッシなどの上部に庇があれば砂ぼこりなどは溜まりにくくなり、外壁も簡単には汚れなくなります。
陸庇と腕木庇
庇は主に陸庇(ろくひさし)と腕木庇(うできひさし)に分類されます。
陸庇は一般住宅で採用されることが多い庇です。下部が水平になった庇で、上部にはゆるやかな勾配がついています(前勾配タイプと後勾配タイプがあります)。シンプルな構造をしており、板を柱や間柱の側面に取り付けて庇に仕上げます。
腕木庇は純和風建築で用いられることが多く、構造が複雑です。簡易的なものもありますが、基本的には柱にほぞ穴を開けて腕木を差し込んで固定し、腕木で庇を支えます。
材質によって変わる庇の特性
庇は主に4つの材質で作られています。
アルミニウム
現在の庇の材質で最も一般的なのがアルミニウムです。軽量で錆びにくく、強度も兼ね備えています。表面の仕上げによって趣が変わります。また、和風・洋風どちらにも合うガルバリウム鋼板もよく使われます。
ポリカーボネート
軽量で劣化しにくいポリカーボネートの庇もあります。透明なので、光を通す庇ができます。ただし、強度はそれほど高くないため、金属部品と組み合わせて使うのが一般的です。
ガラス
普通のガラスは割れやすいものですが、強化ガラスは割れにくく、耐久性も高い部材です。デザイン性も優れていることから、美術館や飲食店などでもよく使われます。ただし、ガラスは重量があるため、取り付けには金属部品が用いられます。
木材
木材で構造を組み、アルミやガルバリウム鋼板などを貼り付けて耐久性を確保します。この手法は既製品を使わない場合に多く採用されるようです。
庇と固定資産税
最近の新築一戸建てでは庇のない家が増えています。実はある程度の大きさ以上の庇がついていると建築面積が増え、固定資産税の計算に影響を与えることがあるからです。ただし、税金が安くなるなら、と庇なしの家を選択したものの、後から「やっぱり庇は必要だ、庇がほしい」と後付けする人もいます。後付けする際は固定資産税や建蔽率などにも影響する可能性があるので、できれば新築時点からよく考えておきたいものです。
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